入院から退院まで

入院から退院までのお産の流れや、入院生活についてご説明します。
お産のはじまりのサインがあったら、連絡していただき状況を判断しながら入院となります。 入院してからは、お好きなように過ごして下さって結構です。外をお散歩したり、おなかがすいたら何か食べたり、疲れたら横になったり、好きな音楽を聴いたり、とにかく産む方が心地良いと思うことは何でもしてくださってかまいません。
母子健康手帳
健康保険証
石原産婦人科さんの診察券
前開きのパジャマやTシャツなど楽な部屋着
産褥ショーツ(または生理用ショーツ)
授乳用ブラジャー
はおるもの(寒い季節)
靴下やレッグウォーマーなど
タオル
バスタオル
歯みがきセット
洗面用具
メガネやコンタクトレンズ
退院時の赤ちゃんの服、肌着、紙オムツ、ガーゼのハンカチ
お母さんの退院用の服
チャイルドシート(車の場合)
分娩台がないため、横向きや、クッションにもたれて半分座ったような姿勢、よつんばいなど、水中出産以外でしたら、どんな場所でどんな姿勢でお産してくださってもかまいません。ご自分を解放して、おもいっきりわがままにお産してください。ご家族はもちろんの事どなたに立ち会っていただいても結構です。お産される方が望む方で、ご家族以外の方につきましては、事前にご相談ください。ご希望される方は、状況により嘱託医師の立会いによるお産もあります。
すぐにお母さんの胸元に赤ちゃんをお渡しします。どうぞ好きなだけ抱っこしてください。赤ちゃんにほおずりしてください。キスしてください。赤ちゃんをいっぱい抱きしめて、よくがんばったねとねぎらってあげてください。おへそは血液の流れが止まったことを確認したあと、切断します。産湯はしませんので、赤ちゃんはお母さんのそばを片時もはなれずにいます。そういった環境の中での赤ちゃんは一般におだやかで、あまり泣き叫ぶということはありません。お産当日はゆっくり休んでください。赤ちゃんはお母さんの横にいますが、赤ちゃんのお世話は基本的に助産師がおこないます。
お産の翌日からはお母さんの体調に合わせながら、助産師のアドバイスのもと、授乳やオムツ替え、沐浴など赤ちゃんのお世話を少しずつお母さんにしていただきます。
母乳育児に関しましては、お産されたお母さんの想いに寄り添った援助を心がけております。出産後のお母さんの乳房は日々刻々と変化していきます。その時々の状況に応じて必要な乳房ケアをご提供しています。
また整体をご希望の方は入院中のサービス(無料)として提供させていただいています。妊娠・出産は骨盤を整える絶好のチャンスです。体調を整えた状態で退院後の生活をスタートしたいものですね。
お食事は基本的に旬の素材を使った手作りの和食です。お米は生産者指定のものを使用しています。お産直後はおにぎりなど胃腸に負担のない食事から始め、徐々に普通のお食事にしていきます。アレルギーの有無や食べられないものなどを妊娠中にお聞きし、ご希望に添えるよう配慮いたします。
基本的にはお産の翌日から5日目が退院の日となります。お母さんと赤ちゃんの状態やご希望によっては1日早目の退院や入院期間の延長も可能です(その場合、料金は加算されます)。午前中に退院をお願いしていますが、都合の悪い方はご相談ください。
一般に、退院してから1ヵ月健診までの期間がもっとも育児不安が大きい時といわれています。当院では退院後1週間健診をおこなっています。その間やその後もお電話などで気軽にご相談ください。産後1ヵ月健診も当院でおこないます。(市町村からの助成が受けられる場合もあります。お住まいの保健センターにお尋ねください)