院長のつぶやき

2020年 新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
令和になって初めてのお正月、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ゆりかご助産院の新年は静かなスタートです。

さて箱根駅伝。
今年の往路は見ごたえがありました。見どころは多々あったのですが、何といっても2区東洋の相澤くんの走り!ワタシ的には一番盛り上がっていました。前評判は良かったのですが評判以上の走りを見せました。なんと09年山梨学院のモグス選手の出した区間新を超えたのです。モグス選手の記録は誰にも破れないと思っていたのでこの記録はスゴイことです。昨年、一昨年と区間賞を取った1区の西山くんのブレーキを取り返すような走りでした。西山くんは3年生なのできっと今年の悔しさを胸に来年リベンジしてくれることでしょう。そして國學院。國學院といえば2011年のゴール直前での寺田くんのコース間違い、あれには驚かされました。係員が何人もいてこんなことが起こるんだ・・・4人で残り3枠のシード権をギリギリまで争っていたので、本当に本当にびっくりヒヤヒヤでした。あの國學院が、今まであまり目立つ成績を残せなかった大学が往路2位!出雲駅伝での優勝にも驚きましたが何が起こったのでしょうか・・・
結局、往路優勝は青学でした。うーん、底力がありますねぇ・・・2区の岸本くんなんて末恐ろしい1年生です。見ていると飄々と走っているようでメンタルの強さを感じました。3区の鈴木くん、自ら申し出てキャプテンになったそう。弾むように走る東京国際大学のヴィンセントくんに笑顔で先を譲り、その数十秒後に彼に離される時の何ともいえない微笑みが印象的でした。「お前、すごいなぁ!でも身近でお前の走りを感じて少しでも一緒に走れて楽しかったよ。ああ、走るってなんて最高なんだ!!」というような鈴木くんの心の声(こちらで勝手に想像しているだけですが)が聞こえてくるような表情でした。
鈴木くんにとっては最初で最後の箱根の走りになったそう。彼にとっては有終の美でしたね。これで復路も優勝して総合優勝ならキャプテンとしても最高の陸上人生だったことでしょう。
若人らよ、感動をありがとう!

皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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ゆりかご助産院
赤塚 庸子